JA

「エンジニアの知らないところで作られたSpreadsheetが重要な業務の一部になっている。Spreadsheetの運用をRailsアプリに移行したい。」

こうした状況は多くの現場にあると思います。

弊社は英語塾でRailsを使った学習管理システムを開発しています。弊社でもコーチングに欠かせない「レッスン報告」がGoogleスプレッドシート(以下、Spreadsheet)で管理されていました。

東京から福岡まで分散する9つの校舎がそれぞれ独自のSpreadsheetを作り、レッスンごとに引き継ぎなどの業務日報を記録していました。レッスン報告は随時追記されるため、上書きで消える、データごとの権限管理ができないといった問題がありましたが、校舎ごとの差異が大きく、Railsアプリへの移行は長らく出来ずにいました。

そこで私たちが最初に作ったのは「全校舎共通のシンプルなSpreadsheet」でした。

当初は妥協案でしたが、このSpreadsheetが現場と業務概念を整理する場として機能し始めます。本セッションでは、半年の運用を通して業務概念が整理され、Railsアプリへの移行と約7万件のデータ移行が実現した過程を紹介します。

理想のモデルを最初から設計できない状況で、現場と一緒に段階的にモデリングを進めるヒントを持ち帰っていただけたら嬉しいです。

Lime Hall
DAY 1 15:50 – 16:05
Emiko Ando

2024年から英語塾を運営する株式会社キャタルで学習管理システムを開発しています。Railsエンジニア3年目。以前はカスタマーサポートとして働いていました。趣味はサッカー観戦です。