概要

開発環境の初期データは、チーム全体の開発効率に関わる重要なデータです。しかし、seedファイルの記述に手間がかかるためメンテナンスが適切に行われなかったり、各エンジニアがローカルに独自のデータを持っているようなことはないでしょうか。 弊社ではこの問題を解決するため「ローカルのデータからCSVを出力してseedとして利用する」手法を導入しました。これはseedファイルを直接編集するのではなく、実際にローカルでアプリを操作して必要なデータを整備した後、スクリプトを実行して全テーブルのCSVを出力する手法で、「今この瞬間のローカルデータを、スナップショットのようにseed化したい!」という怠惰な願望を叶えるものです。 今回のトークでは、この手法の概要、導入にあたって直面した問題と解決アプローチ、及び導入前後のseedデータにおける質や量の比較についてお話しします。


発表資料

Speaker

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gogutan

フィヨルドブートキャンプを卒業後、株式会社キャタルで子どもたちの英語学習を支援するアプリケーションを開発しています。英語、競プロ、料理などが好きです。