概要

誰もが開発時に直面する「技術的負債」。 あなたもRailsの世界でこの大敵との戦いで手をこまねいていませんか? 特にRubyのような動的言語では、一見シンプルな置換作業でも予期しない障壁が待ち受けています。

私たちのチームは、命名規則の誤りから生じたモデル名の技術的負債と向き合い、60,000行以上の変更を成功させました。 その成功のカギとなったのは「TracePoint」。 さまざまなイベント(メソッド呼び出しなど)をトレースすることができるRubyの強力な標準ライブラリでした。

このセッションでは、TracePointの基本的な使い方や、さらには技術的負債の解消のノウハウを実例とともに紹介します。 この機会に、巨大な技術的負債との戦いに悩むあなたの手札にTracePointという武器を加えてみませんか。


発表資料

Speaker

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株式会社SmartHRでDeveloper Productivity Engineerをしています。