Rails 5.2でシステムテストが導入されて以来、Capybaraを使用したE2Eテストを書くことはとても容易になりましたが、実際にシステムテストをCIで運用すると「時々なぜか落ちるテスト」との戦いです。いっぽう世の中を見渡すと、CypressやPlaywrightといったNode.jsベースのテストランナーが成熟してきており、Flakyなテストに打ち克つための工夫が多くされています。この発表ではRailsのアプリケーション資産はそのままに、Node.jsベースのテストランナーを導入する方法を紹介し、その中の仕組みを詳しく説明します。
福岡でMDMサービスの開発に携わっているエンジニアです。"なんかよくわからんけど動いてる"コードを読み解くのが得意です。PlaywrightをRailsシステムテストで利用するためのライブラリをOSS開発しています。