お隣さんの API のデータを Rails らしく、しなやかに扱う

ますます深まるマイクロサービス時代、APIを通じて取得するデータはドメインの周縁部に留まりません。コアな部分、たとえば「ユーザーの名前」ですら他サービスに問い合わせないと分からない、ということも普通になってきました。

しかし、Rails にはこれをうまく扱うための「解」はありません。Faraday をインストールし、取得用の Repository クラスを作ってみたり、取得したデータを Hash で渡してみたり、あるいはモデルっぽいクラスにマッピングしてみたり、という「あるある」はあるにせよ、です。

多くのデータを提供する多くのサービスと接続するアプリを例にとって、API 越しのデータを ActiveRecord の如きしなやかさで扱うための way を探求します。JOIN できないモデルや、ループ内でのリクエストとは別れのときです。

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Daisuke Aritomo (@osyoyu)

パソコンおたく。クックパッド株式会社勤務