入社数ヶ月の newbie が稼働7年超のRailsプロジェクトに"型"を導入して見えた世界

私は数ヶ月前に異業種からWEBエンジニアにキャリアチェンジしたばかりの、いわゆる newbie です。
にも関わらず、サービスインから7年以上稼働している Rails アプリケーションに RBS, Steep を使用して型導入を主体的に進めています。

まだ完全に導入が完了しているわけではありませんが、現段階での私の結論は「newbie こそ型を書こう!」です。

型を書くことで得られるのは、「型を導入した」という事実のみに留まりません。多くの newbie が最初に苦労するであろうプロジェクトへの理解を後押ししますし、OSS へのコントリビューションをしたいけど何をしたらいいかわからない、という悩みをも解決します。
私自身の経験を通じて見えるようになった世界をお話しします。

また、この発表は newbie のみに向けたお話ではありません。大規模プロジェクトへの型導入は一筋縄ではいきませんが、相応のメリットがあります。
型を導入して享受できる恩恵は何か、どのように進めるのか、導入にあたっての障壁はどんなものか…。Rails における型の現状についても知っていただけたらと思います。

アバター画像:Fu-ga
Fu-ga

埼玉生まれ埼玉育ちの Rubyist。株式会社永和システムマネジメントで WEB アプリケーションエンジニアとして働いています。gem_rbs_collection のコントリビューター。コーラと蒙古タンメン中本が命の源。