Railsのシステムテスト解剖学

Railsには、ブラウザとRailsサーバーを対向させて自動試験するためのシステムテストという仕組みがあります。
システムテストは単なるE2Eテストのフレームワークとして認識されがちですが、一般的なE2Eテストのノウハウをもとに自動テストを組むと不安定なテストに悩まされ、運用負荷が高くなりがちです。
このセッションでは「システムテスト解剖学」と題し、システムテスト実行時に何がどう動いているのか、具体的にはCapybaraの構造や特性を明らかにしていきます。そのうえで、不安定なテストはなぜ生まれてしまうのか、どうすれば軽減できるのか、などシステムテストの運用改善のための知見を共有したいと思います。

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Yusuke Iwaki

普段はRailsを使ってお仕事する傍ら、趣味でpuppeteer-rubyやplaywright-ruby-clientなどのブラウザ自動操作ライブラリを作っています。Kaigi on Railsオンライン開催に感謝しつつ、福岡から参加します。