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Railsの仕組みを理解してモデルを上手に育てる - モデルを見つける、モデルを分割する良いタイミング -

モデル群を上手に育てていく方法、特に「モデルの見つけ方」と「モデルを分割する良いタイミング」について、良い方法とその理由をRailsの考え方、仕組み、特徴から考察して話します。

モデルの見つけ方では、特にイベント型モデル、POROをつかったメンテナンスしやすいRailsアプリのつくり方を考えます。Rails wayから外れずに設計を進める方法と、Rails wayから外れていくときにRailsの仕組みを理解してできる限りなめらかに新しい設計ルールを入れていく方法を考えます。

モデルを分割する良いタイミングについては、バリデーションの条件分岐に着目します。一般に懸念されているモデルの肥大化を怖がりすぎないことを踏まえつつ、なぜそれが分割の良いタイミングであるのかをRailsの仕組みから考察します。また、分割の例としてフォームオブジェクトをつかった分割方法を考えます。

対象者として、Railsアプリでの機能実装に慣れてきたあと、メンテナンスしやすいコードを書くレベルへステップアップしたい人へ向けて、長期にわたり役立つ技術を持ち帰ってもらえるようお話しします。

Speaker

五十嵐邦明 igaiga のGithubページ

フリーランスのRailsエンジニア。いくつかの会社さんで技術顧問業として研修やペアプロ屋、コード健康診断やレガシーコード改善をやっています。プログラミングスクール「フィヨルドブートキャンプ」顧問。著書に「ゼロからわかる Ruby超入門」、「Railsの教科書」、「パーフェクトRuby on Rails[増補改訂版]」、「RubyとRailsの学習ガイド」、「Railsの練習帳」ほか。ガーネットテック373株式会社 代表取締役。

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